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キーを使わないでネジの巻けるリューズの付いた最初の時計を完成したのは、アントワーヌ=ルイ.ブレゲの功績である。1830年12月30日、このブレゲ4952番は、シャルル.ド.レピーヌ伯爵が購入している。この時計には、吊り手に「ネジの頭にぎざぎざがついたリューズ」がついていて、時刻合わせとネジ巻きの２つの機能を果たしている。近代のリューズの誕生である。ブレゲの息子は、この革命的な装置の特許申請を怠ったがために、10年後にジュネーヴの大きいメーカーが、この発明を自分のものとしてしまった。