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晩年



ルイ18世は、正式にブレゲを評価し、「王の海軍の時計師」という権威ある称号を授与しました。
1815年から1823年までに、ブレゲ社の航海用時計と呼ばれる時計の販売は、78個におよんでいます。その中には、ブレゲが選んだボルドー、ル.アーヴル、ブレストという港町にある小売商に納入したものが幾つかあります。

1817年、ブレゲは、『ブレゲ氏制作の航海用時計の使用要領』と題した小冊子をブレストで発行しています。この使用注意書きは、学術的であるだけでなく、航海中の時間の管理とスムーズに機能しているかを確かめるためのアドヴァイスを豊富に含んだ教育的なものです。

1816年、ブレゲは、やっと科学アカデミーに入会します。