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1795年、ブレゲによって考案され、1798年のフランス工業製品博覧会に出品された、仲良し振り子時計、通称「サンパティック」振り子時計は、振り子時計に懐中時計を同調させる仕組みである。このタイプの振り子時計には、懐中時計を設置する台があり、懐中時計は、そこに設置されると自動的に時刻が合わされ、リューズが巻かれる。「サンパティック」(仲良し)という名前は、ブレゲが選んだ言葉で、仲良く調和しているという意味を表している。もっとずっと仲良しなのが、腕時計のリューズを巻いて、時刻を合わせることができるという、この「サンパティック」振り子時計の三代目のタイプである。